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つの巻・ささ巻

歳時記
05 /22 2015
端午の節句に食べる季節物と言えば、普通は 「ちまき」 ですが
山形南部では、つの巻・ささ巻が名物です

この季節になると、町のお菓子屋さんに 「のぼり」 が立ちます

つの1

コチラは老舗のお菓子屋さん

元祖の文字が、歴史を語っていますね

つの2

ちなみに・・
こんなオシャレなケーキ屋さんも、のぼりを上げていたりします

つの3

さて、季節物なので購入しました

つの4

つの巻

中身はいわゆる、ゆべしになりまして
プレーンと、中に小豆餡が入ったのと2種ありましたので、餡入りを

ゆべしの中に、刻んだクルミが入ります

つの5

コチラは、ささ巻

中は真っ白いお米です
普通の白米ともち米を絶妙な比率で混ぜて
それを2枚の笹でクルリと包んで、お湯で茹でただけの物

つの6
つの7

2枚の笹で上手に包むのが、結構難しいのです
綺麗な形にするのと、茹でて膨らむのを考慮した大きさがコツらしいです

これを、砂糖を加えたきな粉で食べるのが普通ですが
甘いのが苦手な自分は
焼いたお餅のように、醤油や納豆で食べるのが好きですが
こんな食べ方は、実は少数派らしい・・・・

笹の香りが浸みた、モチッとしたお米が美味しいんです!

ちなみに・・・・
山形のお隣にある新潟県にも似たような文化がありまして
「笹だんご」として年中お土産品で売っていますし

ささ巻の方は、なんと灰汁で茹でて黄色くなったお米になります
(さすがに、山形県民の自分はキモチ悪い・・・・)

旧の節句が終わる6月まで季節の風物詩です

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