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曙酒造 福島県会津坂下町

家飲み
06 /21 2019
案山子です、今回はお土産のお酒です

自分好みのお酒が多い福島県酒
やはり酒屋さんへ寄って来ました

今回、目に留まったのはコチラ

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曙酒造さんの天明なのですが
零号からから始まって伍号までシリーズでは
全て、お酒を搾っている中ほどのいい部分
つまり「中取り」部分を販売しています

そこで、残り少ない澱の多い部分を
ギュッと搾った、いわゆる「セメ・責め」のお酒
それが短期間限定で販売された品
なので、サブタイトルが「初夏の生セメ」

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零号から伍号まで6種あるシリーズで
酒米が、夢の香、雄町、亀の尾と言うのは
それぞれ、参号、四号、伍号となります

それらを押し槽(おしぶね)方式で搾ることで
辛く、力強いお酒になるとの事

さて、味わってみますと、なるほど!
今年の天明シリーズは弐号と四号を飲みました
どちらも日本酒とは思えないほどの
華やかな香りと軽やかな仕上がりでしたが
このセメを飲んでわかること

「あ~~、天明もやっぱり日本酒だったんだ」

舌にピリリと感じる辛味
澱から来る日本酒らしい強さ
でも、自分が苦手とする酒ではないです
そこは天明ですから
シリーズで感じたドライな軽さは、まだありました

透明グラスに注ぐと、白い小さな粒が浮く感じで
うす濁りの均一な白濁とは違いまして
いかにも酒粕が混じってます的な仕上がり

いや~~、コレは本当に「攻めて」ますね
面白いお酒に出会えました

当然、お酒には肴が必要です

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今回は自作の〆鯖

いつも通っている居酒屋さんで聞いたり
ネットで調べたりして
自分好みの味を極めようと頑張って
今回やっと望みの味に近づけました

青魚である〆鯖はやはり強いお酒に合います
〆鯖を一口、そして天明を一口
鯖の脂や〆た酸味、熟成からくる濃い旨み
それらを天明のドライさが流してくれます
最高の組み合わせを楽しみました

ご注意ですけど
鯖は非常に鮮度の落ちやすい魚で
生食は衛生上の問題も多くあります
素人の調理は自己責任でお願いします

ご馳走さまでした

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