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麺や 七彩 東京都

ラーメン
06 /24 2016
案山子です、東京で飲んだくれたダケ・・・でなくラーメンも食べました

行ってきたのは、麺や 七彩 八丁堀店です

東京で喜多方ラーメンを提供するお店で
その特徴は、何といっても注文が入ってから中華麺を打つという
信じられないシステムです

自家製手打ち麺のお店でも、仕込みの段階で作っておくのが普通で
そもそも、粉を打って水となじませる時間が無くて
美味しい麺になるのか????
そんな興味満載でお店に伺いました

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八丁堀のビル街に、お店はありました

人気店なので行列覚悟で行ったのですけど店外待ちが居ない?
食券を買ったら、食べている人の後ろで待つ背後霊待ち方式

それでも数名しか待ち客がいなくて、10分くらいで着席

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店主とおぼしき方が、麺を打っています
粉を計って、かん水を混ぜた水を計量カップで加えて、こね始めます
小麦粉は白い普通の奴に、レンゲで数杯の全粒粉?を入れてました

自分は趣味で蕎麦を打ちますし、ついでにうどんも打った経験もあるので
小麦粉と水がなじむまでの時間がかかるのは理解済みで
店主がこね始めて、ものの数分でこね玉になったときはビックリです

それを麺棒で延ばし始めて、アッという間に薄く延びまして
うどんを切るような器具で、包丁部分を動かして麺を切って完成

注文の麺量にもよりますが、3~4名分くらいをワンロットで作るみたいです
麺茹では助手がしますが、盛り付けは店主が行いまして
お客に提供したら、次のロット分の粉を計ってました
なので、どうしてもお客の回転は悪くなりますね

喜多方ラーメン 醤油 中盛り

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麺量は普通・中盛り・大盛りまで同一料金なので
中盛りをお願いしました

麺固めとかのオーダーは、忙しいときは出来ないみたいです
(店員さんに断られた)

低温調理のピンク色したモモ肉と、軟らかく煮こまれたバラ肉
シッカリ味付けのメンマと、ごく少しのネギ

スープからは、豚と醤油の正しい喜多方ラーメンの香りがします

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スープも麺量もタップリで、都会的なお値段でも安く感じます

ではいただきます

スープは雑味を感じない、丁寧な味で
醤油ダレは、あえて酸味を出していて
豚などのコクを、そのサッパリ感で変えてくれます

そして、あまり化調に頼らないのか旨みは薄い感じです

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ボケボケの画像でスミマセン

麺はヒラヒラとした薄い感じで、手もみの縮れが入ります
喜多方というより、白河手打ちの感じかな?
そして、食べてみて分かりました
かなりの加水率の麺なので、茹で上がりはコシではなくフワッとしてます

この高めの加水率が、簡単に麺にできる工夫だと思いますね

ノド越しが良くて、縮れがスープを持ち上げるから
麺を食べると美味しさ満載で、中盛りもアッという間に完食
同じロットのお客さんの中で、写真を撮ったりして食べ始めは遅れたけど
一番最初に完食してしまいました
それくらい美味しいです

ちなみに、隣のお客さんは喜多方の煮干しを注文
隣なのに自分の席まで煮干しが香ってきまして
自分も煮干しラーメンを食べている気分に (^^♪

注文を受けてから麺を打つのは
体力的にもコスト的にも大変だと思いますけども
出来上がったばかりの麺の美味しさを知ってほしいという
店主の気持ちに頭が下がります

大変、ご馳走さまでした

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