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磐城壽(鈴木酒造店)

家飲み
10 /26 2014
磐城壽 本醸造 生酒  鈴木酒造店長井蔵さん

いわき1


このお酒を見て、福島の方、特に浪江町の方はオゥ!と思われる方も多いのではないでしょうか?
そう、あの鈴木酒造店のお酒があるのです

酒蔵は堤防を挟んで目の前に太平洋という、海に一番近い酒蔵でした
3年前の津波で伝統ある蔵が全消失しお酒作りは諦めざるを得ない状態だったそうです
酒造りが出来ない理由は酒蔵が無くなっただけではなく、一番重要な自家酵母がない事

設備はお金があれば再建できます
しかし、その酒蔵の自家酵母は例えれば老舗うなぎ屋のタレの様に、これが無ければ廃業
と言うくらいの命の次に大切なもの・・・・・・・・
もちろん日本酒用の酵母も売ってますが、それは昔から作り続けた鈴木酒造店の味ではありません

しかし運命でしょうか、たまたま分析用に提出していた自家酵母が県の試験場にあったのです
何とかなる・・・・!、再び酒造りを決意した店主は、初めは会津若松で
そして、現在は山形県の南部にある長井市で後継者不在で廃業をしたばかりの酒蔵を買取
頑張って酒造りを行っています

いわき2

BY 25 (仕込みが25年度)
製造販売 26年8月
精米歩合 65%  酒米の品種は好適米と言う事で

本醸造ですから醸造用アルコールが入ることで、アルコール度もやや高め
最初の一口目は生酒なので、ほんの少しピリッと炭酸分を感じます
そしてふくよかに広がる香りとうま味、そのバランスが良いです

よく普通酒にありがちな麹や酵母から来る変な甘みや汗臭いような匂いがなく
飲み飽きしない、これで本醸造クラス??と思える味(値段的にも)
大漁の祝い酒として磐城の海の男たちは美味い酒を飲んでいたんだね~~

日本酒は封を切ると、風味などが変わり「味が育つ」ので明日以降も楽しみ

ちなみに、売っていた時はこんな感じ
いわき3

古いカレンダーと新聞とガムテープで作った手作り袋入り
営業的な狙いで古新聞に包んだ日本酒もありますが、こちらは店主の気持ちが入っている様な・・・

このまま日が当らないようにして味わいますよ~

お店情報
住所 : 山形県長井市四ツ谷1-2-21
商品は長井市内のお店や観光物産館でも購入可能

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